ザーサイの効果・効能とは? ザーサイの成分・賞味期限・食べ方を教えます
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ザーサイといえば中華料理屋にいくと、お漬物感覚で出てくることが多いですね。
シャキッとコリっとしていながらもしっとり柔らかい独特の食感が美味しい逸品です。
中華料理のなかでもクセがなく食べやすいため、日本人にもなじみ深い料理なのではないでしょうか?
そんなザーサイってどんな植物から作られているの?
身体にいい効果・効能はあるの?
美味しい食べ方やアレンジ方法はあるの?
ザーサイの食べ方から成分、賞味期限などを併せてご紹介します。
ザーサイとは?効果や効能、成分
ザーサイはアブラナ科アブラナ属カラシナの1種です。
日本でも馴染み深いカラシナは葉を食べますが、ザーサイは茎を食べるのが一般的です。
茎を食べるための変種なため、全体の2/3が茎になっています。
料理としてのザーサイは自然乾燥して脱水してから、調味料に漬け込む製法が伝統のある作り方です。
最近は塩を使って脱水させる方法が主流になってきているようです。
粉唐辛子、胡椒、花山椒、バンコウ、ウイキョウ、ニッキ、甘草、砂仁、白酒といったさまざまな香辛料や調味料で漬け込みます。
漬け込んだものをカメに入れて冷暗所に保管して、乳酸発酵させます。
発酵をすることで栄養素もアップします。
ザーサイはたんぱく質、食物繊維、ミネラル類、βカロテン、アミノ酸類などの生命活動維持のために必須といわれる栄養素が代表的です。
新陳代謝を高める働きがあるので、体調不良のときや水分や脂肪の代謝がうまくいかないときに、正常値に戻そうとする働きをしてくれます。
ザーサイは塩抜きをされているため、甘草や腎臓に負担がかかりにくく、脾臓の働きを活性化させるので食欲増進や気力・体力の回復、ダイエット効果なども期待できます。
また、二日酔いや車酔い、胃もたれといった不快症状にもザーサイは効果的です。
胃腸が弱っているときに回復を促してくれ、めまいやむかつきを和らげてくれます。
ザーサイは100gあたり23キロカロリーで、糖質はほぼ0g。
とはいっても、糖質も多少は入っているのですが、食物繊維が豊富なので実質糖質は0gとされます。
福神漬けや梅干し、キムチといった漬物よりも低糖質、低カロリーなので健康のため、ダイエットのためにザーサイを箸休めとして食べると満足感がありますね。
ザーサイの食べ方や賞味期限
ザーサイは瓶詰でもスーパーなどで販売されていますね。
しかし漬物感覚で食べていると飽きてしまいなかなか消費されないことも…。
そんなときにザーサイはどんなアレンジをするのがおすすめなのか、どのくらい保存できるのかを調べてみました。
賞味期限に関しては開封後、塩抜きしていなければ冷蔵庫で2~3ヶ月保存が可能です。
塩抜きしてしまうと傷みやすくなるので1ヶ月以内で食べた方が安心ですね。
冷凍すると歯ごたえが失われてしまうのでおすすめしません。
ザーサイは炒飯や担々麺、中華スープ、お粥、きゅうりやトマトと和えて中華風サラダにするなどの調理法が美味しいようです。
1cmくらいに刻んでこれらの料理にアクセントとして入れれば、歯ごたえがアクセントになってザーサイが苦手な方やお子さんでも食べやすいですね。
醤油やごま油を使ったタレなどに混ぜると歯ごたえが嬉しい、さまざまな料理に合う万能タレもつくれます。
ザーサイをメインに使ってひき肉などと合わせてザーサイ丼、もやしなどと合わせてナムルにするのも美味しいそうです。
ザーサイは好きだけど味に飽きてしまったなという人におすすめですね。
ザーサイの独特な食感を活かしながら、アクセントにしたりするとさまざまな料理に合いそうですね。
日本でも生のザーサイをサラダとして食べる地域もあるようです。
日本でも栽培されており、どのスーパーにも売っているわけではありませんが生のまま食べるのも美味しいそうです。
特に葉はカラシナのような辛味があるため、ごま油で炒めてご飯のお供にもぴったりだとか。
まとめ
・ザーサイはカラシナの仲間で本体の2/3が茎。
・ザーサイには生命活動に必要な栄養素がたっぷり含まれている。
・塩抜きしてなければ冷蔵庫で2~3ヶ月保存可能。
ザーサイというとお漬物感覚でしか食べたことがありませんでしたが、さまざまな中華料理のアクセントにもなるみたいですね。
アレンジが増えると、普段はなかなか食べきれないから買うのがためらわれるという人にも食べてもらえるようになるのではないでしょうか?
栄養素も豊富に含まれているので、疲れやすいこの時期には食べておきたい食材ですね。