2016年11月、関東で雪はなぜ?理由は?半世紀ぶりはラニーニャ現象!?

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2016年11月23日から24日にかけて、関東の平野部でも雪になるという予報が気象庁から発表されました。もし本当に降ると実に半世紀ぶりの11月の積雪なのだそうです。
なぜ11月のこのタイミングで雪が降るのでしょうか?理由を探ってみました。

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11月に関東平野部に雪が降る理由

気象庁からは、11月21日の段階で北日本に-18度以下の強い寒気がかかり、厳しい寒さとなる予想です。11月の段階でこの寒気の-18度は観測史上最強クラスの強い寒気とのことです。この強い寒気が、23日になると南下し始め、北関東にまでかかってきて-3度ほどの気温を保った寒気で到達すると見られています。そのために関東の広い範囲で、23日は真冬並みの寒さとなる、という予報です。

ですが、なぜそもそも強い寒気がかかるのでしょうか?

その原因のひとつに「ラニーニャ現象」が上げられます。実は気象庁は2016年夏頃、ラニーニャ現象となる可能性が高いと発表していました。
ラニーニャ現象とは、エルニーニョ現象と反対の現象のことです。エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象のことを言います。その逆、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象をラニーニャ現象と呼びます。
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(出典 気象庁 http://www.data.jma.go.jp/)

ラニーニャ現象になると日本では夏は猛暑となり、冬は厳寒になると言われています。ただ、2016年の夏はさほど猛暑にはなりませんでした。ですがエルニーニョ海域でのラニーニャ現象は60%以上の確率で発生していました。

今回の季節外れの降雪はラニーニャ現象が大きく関わっている可能性が高いです。そうなると気象庁の予想通り、今年の冬は例年になく雪が多く厳寒になる可能性の高いです。
今回の雪はラニーニャ現象の影響の序章になるかもしれません。

非常に珍しい11月の雪に対する世間の声

ではネット上などでは、今回の雪の予報に関してどんな感想を持たれているのでしょう?

皆さん、やはり驚きのようです。

11月ではまだスタッドレスタイヤやチェーンの準備もされていない人がほとんどではないでしょうか。幸い明日は祝日なので、雪になった場合の準備をしておいた方がいいかもしれませんね。

以上、「2016年11月、関東で雪はなぜ?理由は?半世紀ぶりの現象」でした。

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