秋土用とは?2016年はいつまで?何を食べるの?土用の丑の日との違い
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「秋土用」という日があるのを聞いたことがありますか?土用と言えば夏のもの、土用の丑の日なら知ってるけど、秋にも土用の丑の日があるの?そう思ってしまいますよね。
今回は秋土用とはどういったもので、2016年はいつまでなのか?ただでさえ食欲の秋なのに、秋土用という日には何を食べるのか、夏の土用の丑の日との違いは何なのかなどをご紹介します。
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秋土用とは?
土用は、5種類の元素と自然哲学の思想からなる、中国の「五行説」という暦からきています。
春=木
夏=火
秋=金
冬=水
というように四季に元素を当てはめます。
そして、立春、立夏、立秋、立冬の前、18日間を「土用」と言います。つまり秋土用というのは、立冬の前18日間ということになます。
2016年の秋土用はいつまで?
では2016年の秋土用はいつからいつまでなのでしょうか?
2016年は、『10月20日〜11月6日』までの18日間です。
土用の始まり10月20日を「土用入」と呼び、土用の終わり11月6日を「土用明」と呼びます。
土用の期間は毎年変動します。土用は干支に則った周期、つまり12日間隔なのに対し、1年の日数が365日なのが関係しています。365日は、12では割り切れないため、毎年少しずつ土用の期間がずれてしまいます。
秋土用には何を食べるの?
季節を問わず、土用の期間は消化器系が弱くなると言われています。夏はそのことが原因で夏バテにもなりやすくなります。このことから夏の土用の丑の日にはうまぎを食べる習慣があるわけですが、秋も同様に消化器系を手助けする食べ物が良いとされています。
大根や山芋などの白い野菜を食べるようにすると良いでしょう。また、良く噛んで食べて胃腸に負担がかからない様にしましょう。大根、山芋、梨、レンコンなどの「白い」食材は、肺がキレイになるとも言われていて、秋以降かかりやすくなる気管支のトラブルを改善する効果もあるそうです。
夏の土用の丑の日とは何が違うの?
1年に4回ある土用ですが、ちょうど土用の時期は季節の変わり目に当たることから、体を崩しやすくなる時期と言われています。土用の丑の日とは、夏土用の18日間の中の「丑の日」を指す言葉です。
丑の日は、「う」のつくものを食べるとよいとされています。だからウナギを食べると思われていて間違いではないのですが、ウナギだけでなく瓜や梅干しなども良いと言われています。
ですから夏の土用の丑の日とは「丑の日」がついているだけで、一年中土用の期間は「季節の変わり目」という意味では共通しています。どの季節でも季節の変わり目は病気にかかりやすくなるので気をつけるようにしましょう。
いかがでしたか?理解いただいたら、2016年の秋土用はいつもに増して秋の味覚を楽しめるのではないでしょうか。以上、「秋土用とは?2016年はいつまで?何を食べるの?土用の丑の日との違い」でした。
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