暑中見舞い2017 時期はいつまで?自分や相手が喪中の場合の対応
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SNSやメールが主流となってからハガキなど郵送で近況を知る機会は少なくなりましたが、夏の暑さが厳しい時期に暑中見舞いを受け取ると嬉しいものですね。
ところで、暑中見舞いには送る時期があるのをご存知ですか?
今回は2017年に送る暑中見舞いの時期について、また自分や相手が喪中の場合はどのようにしたらいいのかについてご紹介します。
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暑中見舞い2017 時期はいつからいつまで?
暑中見舞いは時候の挨拶の一つであり、一年でもっとも暑い時期に知人・友人へ安否や健康を気遣う手紙を出したり贈り物をしたりすることです。
暑さが厳しい時期送るものなので、「梅雨明けして暑さが本格的になってから立秋までに送るのが一般的」です。
一説には、二十四節気の小暑や雑節の夏の土用(立秋前の約18日間)を始まりとするものもあります。また、立秋を過ぎてから送る場合は暑中見舞いではなく、残暑見舞いとします。
気象庁による例年の日本各地の梅雨明けは下のようになっています。
・沖縄:6月23日頃
・奄美:6月29日頃
・九州南部:7月14日頃
・九州北部:7月19日頃
・四国:7月18日頃
・中国:7月21日頃
・近畿:7月21日頃
・東海:7月21日頃
・関東甲信越:7月21日頃
・北陸:7月24日頃
・東北南部:7月25日頃
・東北北部:7月28日頃
2017年の小暑、土用、立秋は下の日付です。
小暑:7月7日(金)
土用:7月19日(水)
立秋:8月7日(月)
2017年の小暑である7月7日は日本各地ともまだ梅雨明けしている可能性は低そうなので、暑中見舞いは土用の7月19日を過ぎた頃で梅雨明けしていれば送りはじめ、8月6日までに相手へ到着するようにすると良さそうですね。梅雨明けは例年西からあけていき、北へ行くほど遅くなります。北日本の方は送る時期が短くなるので注意が必要です。また、8月7日以降は残暑見舞いとして一般的には8月いっぱいまで送るようです。
暑中見舞いといえば、日本郵便が発売している“かもめーる”を連想する方も多いと思います。2017年の発売時期は下の日程ですので参考にしてくださいね。
かもめーる発売期間:2017年6月1日(木)~8月26日(金)
自分が喪中の場合は出さなくていい?
自分が喪中の時は年賀状を出しませんよね。では、暑中見舞いの場合は出していいのでしょうか?
喪中とは近しい親族・家族が亡くなった場合に一定期間、晴れがましいことやお祝い事をせず派手な行動も慎む生活を送ることです。
年賀状の場合は新しい年を祝う挨拶状なので送りません。しかし、暑中見舞いは時候の挨拶です。暑さが厳しい時期に相手の安否や健康を気遣うものなので出しても問題ありません。
とはいっても、近しい間柄の喪中であれば喪中の間、特に四十九日が過ぎるまでは慌ただしく落ち着かない日が続きます。無理をして暑中見舞いを出さずに、送られてきた暑中見舞いに返事を出すくらいに留めておいてもいいと思います。
また、暑中見舞いを出す場合に喪中であることを伝えたい場合は、文面にその旨を書いてもいいでしょう。
相手が喪中の場合はどうすればいい?
相手が喪中である場合はどうしたらいいでしょうか?
喪中でも暑中見舞いを出しても構いませんので、基本的には出しても失礼にはなりません。しかし、受け取った側は返事を出さなくてはと考えるでしょう。
四十九日が過ぎるまでは相手側を思いやる気持ちで出さない、という選択もあると思います。
四十九日が立秋を過ぎた頃の場合は、8月中に残暑見舞いを送るのもいいかもしれませんね。また、暑中見舞いにお悔やみの文は入れても入れなくてもかまいません。
ちなみに四十九日とは仏事なので、もし相手側が仏教徒でなく神道の場合は五十日祭が忌明けに当たります。キリスト教の場合はカトリックもプロテスタントも亡くなってからおよそ1か月後にミサや記念集会をされるようです。
相手側がどのような宗教を信仰されているかによっても若干異なるかもしれませんが、日本では最長で50日間(※親子、配偶者の場合)が「忌」の期間とされています。この期間に相当すると知っている場合は、これより後に暑中見舞いや残暑見舞いを出した方がいいかもしれませんね。
まとめ
暑さが厳しい時期に安否を気遣う暑中見舞いをいただくと、送ってくれた人の心遣いを嬉しく感じます。
時候の挨拶ですから喪中の場合も暑中見舞いのやり取りをしてもマナー違反ではありません。ただ、思いやりの気持ちがあってこその暑中見舞いですから、送る場合は慌ただしい時期である四十九日を過ぎてからの方がいいでしょう。
以上、「暑中見舞い2017 時期はいつまで?自分や相手が喪中の場合の対応」でした。