遠足のおやつの値段は300円?持参禁止や交換もダメな学校もあるの!?

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子供の頃、遠足のおやつを駄菓子屋さんに買いに行き、10円20円のおやつをたくさん買って持っていき、友達同士で交換しあったりといった記憶はありませんか?だいたいどの学校も上限は300円ぐらいだったように思います。

今ではおやつの値段も変わってきましたが、300円で変わりないのでしょうか?最近では持参禁止や交換もダメという学校もあるのだとか。今回はそんな近頃の「遠足のおやつ事情」についてまとめてみました。

関連記事:遠足のおやつが禁止⁉︎配布制など変わる小学校の遠足事情

遠足のおやつの値段はいくら?今でも300円?

最近の遠足のおやつの値段はいくらなのでしょう?昔は300円というところが多かったようですが、物価が上ってきた今でも300円なのでしょうか?

調べてみると、今も変わらず300円というところもありますが、最近では「食べられるだけ最小限で」と指定し、金額の指定はないというところが多いようです。

確かに遠足のスケジュールはお弁当を食べ終わった後、すぐにお菓子を食べるといった感じだったように思います。それだとお弁当を全部食べなかったり、逆にお腹が一杯でお菓子が残ってしまうこともありますよね。特に園児や小学校低学年のお子さんの場合はそういったことが考えられるので、金額の指定ではなく「食べられるだけ」というのも納得ですね。

また、「おやつの内容から家庭環境の差を感じさせないように」「おやつを持たせることが出来ない家庭もある」などの場合を考慮して、前日に統一のお菓子を支給され、各自でアレルギーなどがあり食べられない物をよけて持ってくる、といったところもあるようです。

遠足の日はお弁当を持参するため、その日分の給食費を遠足のおやつの購入費用にあてることができるそうです。最近メディアなどで多く取り上げられている“子育て世帯の貧困率の上昇”が背景にあるようですね。

持参禁止やおやつ交換NGの学校もあるってほんと?

最近の学校では、健康的な食事を促す教育“食育”のため、おやつを食べる時間がない、ゴミが出ないように、などという理由から「遠足のおやつは持参禁止」というところも少なくはないようです。

“食育”については、平成17年6月に「食育基本法」という法律が成立したことにより、関係省庁が食育に取り組むようになり、学校に対し食育に関する活動指針や結果報告を求めるようになったそうです。その中で“遠足のおやつ”に注目し「おやつは身体に良くない」という考えからおやつを禁止する学校も増えてきているようです。

また、アレルギーの問題などから「おやつの交換は禁止」という学校もあるそうです。小さなお子さんの場合、自分のアレルギーを把握していないこともありますので、先生の目の届かないところで交換をしていたりすると危険ですよね。ただ、友達同士で分けあったり交換をするのも楽しい遠足の思い出なのに、と思ってしまいますね。

先にご紹介した“おやつ支給制”もそうですが、“持参禁止”や“交換禁止”などは、良くも悪くも「保護者が学校に介入する」ことが増えてきた今の時代ならではのルールのように感じますね。

まとめ

最近の遠足のおやつ事情についてご紹介しましたが、今でも300円というところもありますが、持参禁止や支給されるというところが多いようですね。家庭の事情やアレルギーの問題は確かに配慮しないといけませんが、遠足の前の日に友達同士でおやつを買いに行く楽しさを味わえないのも、少し寂しいような気もします。

以上、「遠足のおやつの値段は300円?持参禁止や交換もダメな学校もあるの!?」でした。

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