カビ取りハイターは服に使っていい?間違えて服にかけたときの対処法
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服についたカビのシミは赤カビなら落ちますが、黒カビになってしまうと、普通に洗濯したり、つけ置き洗いをしたり、こすったりでは落ちなくなってしまいます。しかし。裏技としてカビ取りハイターを使った、カビのシミ抜きの方法があります。
そのやり方や注意点、間違えてかけてしまった場合の対処について解説します。
服のカビにカビ取りハイターは使っていい?
カビ取りハイターでの服のカビのシミ抜きは可能です。
しかし、あくまでもこの方法は裏技であり、カビ取りハイターなどの強い塩素系漂白剤をシミ抜きに使用する場合には、様々なリスクが挙げられます。
色物の場合ですが、漂白剤ですので当然色落ちし、着られなくなってしまいます。
白い服の場合でも、黄色っぽく変色してしまったり、服に穴が開いてしまったりすることが考えられるため、あまりおすすめではありません。
カビ取りハイターでのシミ抜きは、まずはクリーニングに出し、対応してもらえなかった場合の最終手段として考えましょう。
シミ抜きをするときのやり方は、カビ取りハイターをしみこませた綿棒をカビのある箇所につけてください。カビによってできたシミが漂白されます。
また、使用する際には、換気を十分に行い、手袋やメガネなどを忘れずに着用しましょう。
間違えてカビ取りハイターを服にかけた場合の対処法は?
カビ取りハイターは、塩素系漂白剤です。酸性の洗剤や酢などと混ざると「塩素ガス」という有毒なガスが発生し、皮膚のただれや呼吸困難、最悪の場合は死に至ることもあります。
このような事態を防ぐために、間違えてかけてしまった場合、まずはよく水洗いをしてください。このとき、直接手で触れるのは危険ですので、ゴム手袋を着用しましょう。
次にかけてしまった服についてですが、カビ取りハイターは漂白剤ですので、服に間違えてかけてしまえば、色落ちしてしまいます。染料が落ちてしまった、ということですので、もとに戻すには染め直すしかありません。
染め直すにしても、部分的に染め直せばどうしても色ムラが出てしまいますので、完全に元通りとはいかないでしょう。もし納得のいく状態に戻せたとしても、漂白剤がついた部分というのは色が定着しにくくなっており、洗濯を繰り返せば色落ちしてしまいます。
また、染め直しは手作業になりますので金額もかかるため、残念ながら諦める方が無難かと思います。
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まとめ
カビ取りハイターはとても便利なものですが、間違った使い方をすると危険なものとなってしまいます。裏技を使ったり、間違えて服にかけてしまったり、普段と違う使い方をしたときには、特に取り扱いに注意してくださいね。
以上、「カビ取りハイターは服に使っていいの?間違えて服にかけたときの対処法はある?」でした。