ラーメンに入っているかんすいは食べすぎ注意?腹痛の原因と対策

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ラーメンを食べて腹痛に悩まされたことがある人もいるのではないでしょうか?

ラーメンなどの中華麺には必ず入っている「かんすい」ですが、これが原因で腹痛になることもあるようです。

どうして腹痛の原因になるの?

「かんすい」ってどんなもの?

ラーメンを食べても腹痛にならないような対策はあるの?

かんすいについてさまざまな疑問を解説します。

かんすいが原因で腹痛になる?対策は?

かんすいは茹でるほど抜けてきますので例えば「バリカタ」を頼むと柔らかく茹でたときよりもかんすいが残ります。

かんすいが原因で腹痛になっている場合、かんすいがアルカリ性なので柑橘類、白米、チーズ、バター、肉類、魚介類、卵黄、アスパラガス、ビールなどの酸性のものと一緒に食べると腹痛を防げます。

アルカリ性を過剰に摂取することで、胃腸の状態に支障をきたします。

そのため腹痛や下痢といった症状があらわれます。

しかし、かんすいよりスープの脂が原因で腹痛になる場合が多いそうです。

あっさりめの塩や醤油のラーメンを頼んで腹痛になるようであればかんすいが原因の可能性があるので、いつもと違う味のラーメンを試してみてください。

麺を柔らかくしたら腹痛が治ったという場合はかんすいが原因の可能性が高いですね。

そもそもかんすいとは?

かんすいとは中華麺の製造で用いられる食品添加物のことです。

かんすいの用途は品質改良剤で、小麦に添加して品質を改良します。

中華麺特有のコシや弾力、のど越し、香り、発色はかんすいの力によるところです。

かんすいはアルカリ性なので、小麦に含まれるグルテンと反応して弾力が生まれます。

弾力が出ることでコシやのど越しが良くなります。

同様にかんすいと小麦に含まれるフラボノイドが反応することで、あの黄色みを帯びた麺になります。

中華麺でも濃い目の黄色だったり白色っぽいものなどがありますが、着色料を使っているわけではなくビタミンB2を加えたり卵を多めに入れたりとしていることで麺の色が異なります。

かんすいを入れることで日持ちするようになります。

乾麺ではないうどんなどはあまり日持ちしませんよね。

うどんなどはかんすいではなく、塩を加えているため中華麺ほど日持ちしません。

日本の中華麺は公正競争規約で「小麦粉にかんすいを加えて捏ね上げ製麺したもの」と決まっているので中華麺には必ずかんすいが使われています。

中華麺以外にも焼きそばやパスタ、即席ラーメン、ワンタン、マカロニなどに使われていることがあります。

かんすいを使わずに中華麺をつくろうとするとうどんになってしまいます。


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かんすいの成分

また、かんすいと呼ばれる物質は16種類あり、すべてが合成化合物になります。

「炭酸カリウム」「炭酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」「ピロリン酸四カリウム」「ピロリン酸二水素ナトリウム」「ピロリン酸四ナトリウム」「ポリリン酸カリウム」「ポリリン酸ナトリウム」「メタリン酸カリウム」「メタリン酸ナトリウム」「リン酸三カリウム」「リン酸水素二カリウム」「リン酸水素二ナトリウム」「リン酸二水素ナトリウム」「リン酸三ナトリウム」があります。

このうちピロリン酸、ポリリン酸、メタリン酸は自然界に存在しないリン酸塩です。

かんすいは主に炭酸カリウムと炭酸ナトリウムが使われていますが、成分比率はメーカーや製品によって異なります。

戦後の日本ではかんすいの代わりに水酸化ナトリウムやケイ酸ナトリウムが用いられていました。

水酸化ナトリウムはたんぱく質を腐食する作用があり、ケイ酸ナトリウムは粘膜を侵してびらんさせる作用があり身体に悪いことから現在では使われなくなりました。

こういった経緯もあり、かんすいは身体に悪いという意識を持っている人もいるのかなと思います。

まとめ

・かんすいがアルカリ性なので柑橘類などの酸性のものと一緒に食べると腹痛を防げる。

・アルカリ性を過剰に摂取することで、胃腸の状態に支障をきたす。

・かんすいは茹でるほど抜けてくるので、「バリカタ」を頼むと柔らかく茹でたときよりもかんすいが残る。

さまざまな面で危険視されているかんすいですが、実際に食べたときに腹痛に陥ることも…。

腸液はアルカリ性なので、アルカリ性の食べ物のほうが負担が少ないと思われがちですが決してそうではありません。

アルカリ過剰に傾くことで胃腸の働きが弱まってしまうので、酸性とアルカリ性のバランスをとって食事をすることで負担が軽減されます。


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